2022年5月8日(日) 第2主日
『これらの教えがあってから八日ほどして、イエスは、ペテロとヨハネとヤコブとを連れて、祈るために、山に登られた。祈っておられると、御顔の様子が変わり、御衣は白く光り輝いた。』(ルカ 9章28、29節)
「イエスが祈る姿」
人は神に祈ります。神はみこころに適う願いを聞いてくださいます。ルカ福音書においてイエスは祈るお方です。また、祈りについてイエスほどに豊かに教えた方はいません。イエスにとっての祈りは、神ご自身とのお交わりそのものでした。御子が御父に祈る姿を弟子たちは幾度も目撃しました。
バプテスマを受けた後にイエスは祈っておられました。
「イエスもバプテスマをお受けになり、そして祈っておられると、天が開け、聖霊が鳩のような形をして、自分の上にくだられるのをご覧になった。」(ルカ 3:21、22)
その結果、聖霊が臨み、父である神のお声かけがありました。
12使徒を選ぶに当たり御父に祈られました。
「そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈りながら夜を明かされた。」(ルカ 6:12)
その結果、福音を伝えるために村々に弟子たちは派遣されて行きました。
ご自分の受難と復活とを弟子たちに告知するに当たり祈られました。
「さて、イエスがひとりで祈っておられたとき、弟子たちが一緒にいた。…人の子は、必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちに捨てられ、殺され、そして三日目によみがえらなければならないのです。」(ルカ 9:18)
弟子たちにも、自分を捨てて従うようにと教えられました。
イエスが祈られたところ、そこが天国になりました。
「イエスは、ペテロとヨハネとヤコブとを連れて、祈るために山に登られた。」(ルカ 9:28)
その結果、イエスは栄光に輝き、天国にいるモーセとエリヤと会見し、最後には天の御父の御声が聞こえました。
イエスが祈られた後には、必ず、神のご計画が前進して行きました。ついには、十字架と復活と昇天、そして再臨へと神の救いの計画は進んで行きます。今も、主イエスは御父の右の座にいて執り成しをなさっています。
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