2025年12月29日月曜日

 2025年10月26日(日) 第4主日

ノアの時代

 アダムの歴史(創世記5章)の中でノアの時代が記されています。ノアの名前の由来には慰めの意味が込められています。
「この子は、主がのろわれたこの地での、私たちの働きと手の労苦から、私たちを慰めてくれるだろう。」先祖アダムに神が宣告された通りを子孫たちは味わいました。
「大地はあなたのゆえにのろわれる。あなたは一生の間、苦しんでそこから食を得ることになる。」(創世記3:17)しかし、神は労苦と共に安息と慰めをお与えになるお方です。6日間は働きますが、7日目は労働を停止して、聖なる日として過ごすように定めておられます。労働の苦しみに象徴される罪の結果である死から救ってくださるお方です。

 神は安息と共に慰めをお与えになりました。それが「一人の男の子」の誕生です。レメクに与えられた、一人の男の子ノアの誕生は、労苦を忘れさせ喜びを家庭にもたらす存在となりました。主イエス様の降誕の時に、エルサレムにいたシメオンはイスラエルが慰められることを待ち望んでいました。両親に抱かれた幼子イエスに会い、慰めの時の到来を告げました。慰めは神の救いの御手が差し伸べられることを待望する信仰者に備えてくださるもので、その鍵は「ひとりの男の子」として世に来られたイエス様です。

 レメクのもとで育ったノアは、やがて次のような人格者となりました。
「ノアは正しい人で、彼の世代の中にあって全き人であった。ノアは神と共に歩んだ。」(創世記6:8)時代背景と照らしてみるとノアの正しさが一層際立ちます。人の悪が増大し、堕落のゆえに世界は滅亡に向かって突き進んでいました。創造主を信じる者たちの価値観は大きく崩れました。
「人の娘たちが美しいのを見て、それぞれ自分が選んだ者を妻とした。」
ついには、神ご自身がこう言わざるを得ない状況まで落ちました。
「それで主は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた。」(創世記6:6)
ノアが生きた時代は環境としては最悪と言えます。滅びに至る道を歩む者が大多数を占める中で、狭い門、狭い道を選択し続けたのがノアだと言えます。

 堕落した世界に対して
「主は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた。」とあります。人間が後悔するのは、やりなおすことができないからです。しかし、神が悔いた時点で、過去を終わらせて、やり直しの決定が下されました。それがノアの時代による大洪水による滅亡です。世界はノアの家族8人と生き物によって再スタートしました。今の時代もまたノア今はの時代に似ています。神のご計画は、古い天と地は過ぎ去り、新しい天と新しい地の創0造です。今は、その地に住む新たな民がつくられています。

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