2025年12月21日(日) 第3主日
『主は私のためにすべてを成し遂げてくださいます。主よ、あなたの恵みはとこしえにあります。あなたの御手のわざをやめないでください。』
詩篇138篇8節
神の作品には、途中で放置されたままのものはありません。太陽、月、星、植物、生き物に至るすべては神の栄光を現していて、見事なまでの完成品です。人の手の業だけが計画はとん挫し、廃棄物の山を生み出します。
アブラハムに神は祝福の基となる大いなる国民の誕生を告げられました。在世中には約束の子イサクの誕生と所有地としては墓地を取得しただけでした。一世代のうちに大帝国を築きあげた歴史上の人物と比べて、アブラハムの業績は一見小さく見えます。
「あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとする。」
と言われた約束は、アブラハムの子孫への祝福であり、その実、アブラハムの子孫として来られた主イエス様こそは、大いなる聖名をもつお方であり、全世界に祝福をもたらすために来られました。
人の業であればやがて消えてゆきます。しかし、神の業はいつまでも続き必ず約束されたことは成就します。たとい人の目には忘れられたようにみえても神は覚えておられます。アブラハムから、実に42代目に、主イエス様は来られました。アブラハムの神は、私たちの神であり、とこしえまでも同じです。
「神である主、今おられ、昔おられ、やがて来られる方、全能者。」
主イエス様に関わる全ての事を神は成し遂げられました。第1に、ベツレヘムで主イエスは誕生されました。ローマ皇帝アウグストからの住民登録をせよとの勅令によりナザレでの誕生が阻止されました。(ミカ 5:2/マタイ 2:6)第2に、ダビデの子孫として主イエス様は誕生されました。それを証明するのが系図です。(Ⅱサムエル 7:13/マタイ 2:2)第3に、アブラハムの系図とは別に神が人となる奇跡が処女降誕です。預言の通り、処女マリアは聖霊によりイエス様をみごもりました。(イザヤ 7:14/マタイ マタイ 1:23)
第4に、イエス様が誕生したときベツレヘム周辺で子を失った母の泣き叫ぶ声が聞こえるという悲劇がおきました。ヘロデ王は幼児殺害命令をくだしました。預言者の言葉の通りです。(エレミヤ 31:15/マタイ 2:16)
こうして主イエス様に関わることのすべては成就しました。